記憶障害
おかしいなと感じたら、まず最寄りの医療機関へいってみましょう。
認知症でよくみられる記憶の障害を大きく分けると、代表的なものは次のようになります。
- 記憶を保つ時間の障害
- 記憶の内容の障害
記憶とひとことでいってもそのメカニズムは複雑で、「記憶の障害」にもいろいろなタイプがあります。タイプを知ることで、覚えていられることと忘れてしまいやすいことを大まかに把握しやすくなります。
もし、自分の記憶が衰えていくとしたら、その不安や恐怖は言葉にはできないものです。そのような時、不安を抱えている「記憶にないこと」について「さっき言ったのに」と責められてしまったら、とてもつらいのはないでしょうか。この分類は、「これは難しいけれど、こうすれば出来る」という生活の工夫の助けになると思います。(HR)
記憶を保つ時間
たった今の記憶(直接記憶) |
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さっきの記憶(近時記憶) |
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むかしの記憶(遠隔記憶) |
(時間が経って忘れてしまう)
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記憶の内容
エピソード記憶過去の生活のなかで、いつどこで経験したのかという時間的・空間的に特定される個人的な経験の記憶 |
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意味記憶言語・概念・記号・顔などの知識に関する記憶。 |
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手続き記憶技能や操作など身体で覚えた記憶。 |
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