脳血管障害の予防
認知症の8割前後は、アルツハイマー病と脳血管障害が原因
脳卒中を防ぐためには生活習慣を改善して危険因子をできるだけ減らしましょう。
脳卒中の危険因子(疾患と生活習慣)
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疾患
- 高血圧:高血圧性脳出血だけではなく脳梗塞の原因になります。
- 高脂血症:動脈硬化を促進し脳梗塞の要因となります。
- 糖尿病:動脈硬化を促進し脳梗塞の要因となります。
- 心臓疾患:心臓弁膜症や不整脈があると脳塞栓の大きな要因となります。
- 血液の異常:脱水状態や多血症になると血栓ができやすくなります。
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生活習慣
- 肥満:脳卒中の直接的な原因ではありませんが、高脂血症や高血圧を引き起こしやすく間接的な危険因子となります。
- 飲酒:大量の飲酒は脳卒中の要因となります。(日本酒1合程度であれば問題ないといわれています。
- タバコ:脳梗塞の危険因子となります。
- ストレス:血圧を上げ動脈硬化を促進させます。
厚生労働省「認知症予防・支援マニュアル」より